コラム COLUMN
生まれたての赤ちゃんのお口は「むし歯菌ゼロ」!【マイナス1歳からのむし歯予防】
皆さま、こんにちは。
熊本市南区の歯科・歯医者「河野歯科医院」です。
妊娠中は赤ちゃんを迎えるために色々準備をしますが、「赤ちゃんが生まれる前からむし歯予防」をできることを、ご存じですか?
妊娠中は体調の変化が大きいため、できるだけリラックスしながら過ごすことが大切ですが、無理のない範囲で赤ちゃんのためにもお口の環境を整えておきましょう。
今回は、妊娠中に「赤ちゃんのむし歯予防のためにできること」についてご紹介します。
生まれてくる赤ちゃんのむし歯予防は、お腹の中にいる時からスタートできます。
まず、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌はいません。
離乳食がスタートして、同じ食器を使用することなどで保護者の方からの唾液を介して感染することがほとんどです。
そのため、保護者の方、ご家族の皆さまのお口の中を清潔にして、むし歯菌を減らすことは赤ちゃんのむし歯予防にもつながるのです。
赤ちゃんが生まれる前に、ご家族皆さんの定期的な検診でむし歯や歯周病のチェック・クリーニングをして、お口の環境を整えておきましょう。
そうはいっても、妊娠中はつわりなどの体調の変化で歯磨きが難しい時期が出てくることもありますよね。
妊娠中のこの期間は、むし歯や歯周病のリスクが高まりやすくなる時期なのです。
30代以上の7割の方が患っているといわれる歯周病ですが、重度の歯周病になると早産や低体重児出産のリスクが上がります。
体調の変化をみながら、無理せずに過ごすことが大切ですが、できる範囲内でケアをしましょう。
いつものセルフケアが難しい場合には、低刺激のマウスウォッシュをご提案したり、歯科医院でクリーニングをしたりすることもできますので、赤ちゃんのむし歯リスクを低減させるためにも、ご一緒に口内環境を整えていきましょう。
お口の中を清潔にして、むし歯や歯周病予防をすることは赤ちゃんのためのむし歯予防にもつながります。
日々のセルフケアで足りない部分は、クリーニングでサポートしますので定期的に検診を受けることをおすすめします。
クリーニングでは取り残した汚れを除去して、お口の中を清潔に保てるようにセルフケアの方法もお伝えします。
河野歯科医院では、妊婦の方のためにマタニティ歯科も行っており、患者さんの様子をみながら検診を進めていきます。
無理なく、お口の環境を清潔に整えるために、サポートいたします。
妊娠中にも定期的に検診を受けて、生まれてくる赤ちゃんのお口をむし歯から守りましょう。
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