コラム COLUMN
いびき・頭痛・急な肥満……もしかすると「睡眠時無呼吸症候群」かも?まずはセルフチェック
皆さま、こんにちは。
熊本市南区の歯科・歯医者「河野歯科医院」です。
いつも通り寝たはずなのに、昼間に睡魔が襲ってくることはありませんか?
「いびきをかいたと思ったら、急に息が止まってたよ」と、いわれたことはありませんか?
このような症状は、「睡眠時無呼吸症候群」という病気かもしれません。
ここでは、当院の院長が治療に携わり、精通している「睡眠時無呼吸症候群」について、お話しします。
「睡眠時無呼吸症候群」は、眠り出すと呼吸が止まってしまうため、ご自身で症状があるのかどうかが、わかりにくい病気です。
ですが、そのほかの症状でも見極めることができます。
ご自身が「睡眠時無呼吸症候群」なのかどうか、まずはセルフチェックしてみましょう。
- いびきをかく
- 寝ているときに息が止まっているといわれた
- 起きたときに頭痛やひどく疲れた感じがある
- 持病で高血圧症がある
- 直近5年間で体重が大幅に増えた
- 夜中にたびたび起きてトイレに行く
- 昼間に強い眠気を感じる
- 車の運転中に、うとうとしたり眠ってしまったりすることがある
いかがでしたか?当てはまる症状は、どのくらいありましたか?
眠っているあいだに呼吸が止まり、苦しくなって睡眠が中断され、また眠り出すと呼吸が止まる……をくり返す、「睡眠時無呼吸症候群」。
深い睡眠をとれないため、寝不足のまま朝を迎えることになり、昼間に眠たくなるのです。
また、酸欠状態が続くことで心臓や血管に負担がかかりやすくなり、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病を引き起こす原因にもなります。
特に、睡眠1時間あたりに15回以上呼吸が止まる状態を放っておくと、10年後には3~4割の方が死亡してしまうともいわれています(出典:厚生労働省e-ヘルスネット「昼間の眠気 -睡眠時無呼吸症候群・ナルコレプシーなどの過眠症は治療が必要」より)。
「睡眠時無呼吸症候群」の症状がある場合は、放っておかずに早めに受診しましょう。
当院の院長は、大学病院で「睡眠時無呼吸症候群」の治療に携わった経験があり、「スリープスプリント」と呼ばれる治療用のマウスピースを取り扱っています。
「スリープスプリント」は、装着すると気道が広がりやすくなり、いびき緩和の効果が期待できます。
いびきを改善したい方や、ご自身のお口に合うマウスピースを作りたい方は、熊本市南区にある歯科・歯医者「河野歯科医院」にご相談ください。
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